【ケムリクサ】終盤で急に登場したりりが好まれる理由
独断で危険な赤い木を作り出し、あくまで結果的にだけど、ワカバを犠牲にし、六姉妹を地獄のような場所に生み出してしまった張本人ですもんね・・・
少なくとも「賛否両論」になっていてもおかしくない・・・
でもそうはならなかった、寧ろ赤い木の消滅にどこか物悲しさを覚えるファンまで現れた
これは中々できることではないなと思いました
「えっ、なんで?」とはならない
11話は言葉選びからシーンの構成から全て無駄がなく監督が望んだ通りの印象を視聴者に与えることに成功した神回ですわ
皆の想像するりりちゃんはきっと、11話の中身だけでイメージが語られてるわけじゃないんだと思います
コメント
ろりり
当時この子が元凶か!と思ったけど後のストーリーのキー
になったことを理解できたとき「さすたつ!」と思ったさ。
すまん、語彙が足りないのは理解している。
ものすごく繊細なバランスで構成していたんだなあと感心する
それと、さいしょのひとがどんな人かドキドキしながら見てたら、あんな健気で可愛い子だったのも驚きだった
嫌いになってもおかしくないキャラを嫌いになれるわけないと思わせられるのも、そのキャラクターを活かし切った結果なのかなって
言われるまで気付かなかったわ
たしかにりりは賛否両論ありそうだけど全くないや
凄い
元凶ではあるけどそれは善意の塊だし何より6姉妹の分割元として
それぞれ姉妹と共通点の多いキャラだったのも大きいね。
りりが
100%善意でやっている
間違いに気付くと謝っている
責任を取るために自己犠牲も厭わない
姉妹たちへのフォローも忘れない
被害者であるワカバは
怒っていない、どころか褒めている
姉妹たちは
過酷な世界に放り出されても誰かを恨んだりしていない
りりの想いを知った りんも、むしろいしを継ごうとしている
これだけ見せられたら、視聴者が とやかく言える立場にないでしょ
「さいしょのひと」として存在をにおわせてあったのも大きいわなぁ。
さいしょのひとは同人の印象や漢字かな混じりの綺麗な文字の印象もあって
絶対妙齢の女性と思ってたからなあ
まさかのロリにはやられたわ
※5
10話までで6姉妹たちの魅力を描ききって
視聴者に「好き」と思わせた時点で、たつきの勝ち確定か…
りり=6姉妹だもんね
3話はわかるけど6話と10話ってどんな話してたっけ
泣きそうになるのは、りりとりつ
セリフの端々に姉妹達を感じるし、分割後の自分=姉妹のことをそれぞれ独立した個として案じてもいたからなぁ…
その
あたりまえ
ができねえんだよなあ
※10
6話は恐らく分割後の私へのメモ、10話は終盤の速く大人にならないとって無邪気に言ってる所かな?
11話をみた時は、この世界の謎が分かり、りりが「原因」だったのか!とは思ったけど、りりの「所為(せい)」でこうなったのか、とは思わなかったもんな。
で、りりのワカバへの思い、ワカバのりりへの思いを目の当たりにして、泣きながら見てた。りりを嫌う感情なんて、これっぽっちも無かったよ。
姉妹が死にそうな緊張感の連続で過去の因果が判明したからもはや叩く対象ではなかったな
※14
あっそうか ありがとう!
ワカバもりりもお互いを想っての行動だからまったく憎らしいとは思わないし寧ろ好感が持てる。そう計算づくしで考えたたつきはすげぇよ…
※6
アライさんもそうなんだけど、間違いに気付くとすぐに謝ってるんだよね。
でもすぐに謝るというのも、描き方間違えると
(はい、はい、とりあえず謝っときゃいいんでしょ)
な感じになりかねない。
丁寧にキャラの気持ちの動きを追ってるから、
謝ってるのみて、いい子だなー、っておもえる
ここは本当にうまいよなぁ
一歩間違えれば元凶め! ってなるし
コレがおっさんだったら
年齢設定や性格による、LOVEとLIKEのさじ加減もいい塩梅だったと思う。
仮に妙齢の女性が赤い木を作った後で「これで喜んでくれるかしら?」とか言った場合だと、
LOVEが強すぎて、献身的な意味が薄くなってしまうような気がするよ。
あと幼女りり大好きです。
りりを否定することは子供の頃だった自分を、
ひいては我が子(いれば)を否定することになるんだナ
りりを許してあげられる愛してあげられるのは優しい人ってことだ
つまり視聴者はわかばでもある。そしてワカバは子供の頃の視聴者でもある
ワカバだの宇宙人だのセカイはみんなケムリクサだの
新情報をこれでもかとブッこんで頭の整理が付かないうちに
っていうのも、そういう部分から意識を逸らす効果があったかもね
※21
赤い木を眺めながら「またオレ何かやっちゃいました?」
やらかしちゃったけど純粋な善意だったからなあ…
やっぱ見せ方の妙だわなwww
だってりりを見たとき、姉妹の中(仕草や言動の中)に表れてた事に直ぐ気付けられたから。
生きてきて、誰でも一つや二つ、取り返しのつかないやらかしはあると思う
謝れなかったり、謝っても許して貰えなかったりもあったと思う
それを、全肯定して謝って笑顔で許して貰えた、見てる側のカタルシスも
あったんじゃないかとも思う
ワカバが褒めてんだから見ている人が怒るわけないよ
あの回は全てに嫌味がなかった
この考察は深い気がする
かわいいは正義という便利な言葉があってだな…
まあ、それ以上の魅せ方とかキャラの心情とか分かりやすくしてる場面での得点が高いかも
他の人が展開、真似ても見せ方の技術がなかったら上手く行かないのは分かる
確かになぁ
例え可愛い女の子だろうと普通なら「全部こいつのせいやんけクソガキが」ってなってもおかしくないのにそんな風に考えたことなかったわ
子供にありがちな過ちを大人基準で考えて絶対許さないマンってどのアニメ視聴者層にもいるはずなのにケムリクサにはいなかった、あるいはその層ですら許せると思わせられたのか…
最後のツイートに同意
これまでのイメージの蓄積なしで11話をやったら賛否両論になってたと思う
少しでも描き方を誤ったら嫌われるキャラ…
言われるまで全く意識しなかったな。確かにその通りだわ。
11話のりりとワカバのやり取りの中に
姉妹を想起させるワードが随所に盛り込まれていたのも要因のひとつかな?
りりの人となりを想像する時に姉妹への好感度の影響で
より好ましいキャラクターをイメージできるというか
もちろん11話の中でりりの心理描写を丁寧に行うのが前提だけど
11話のお陰かなぁ
わかばを待つ姿が
座り込んでも待つ姿が
働き過ぎで死んだ両親より
働き過ぎのわかばを心配したり
自分の命をクサに変えて
わかばに逢いにいくなんて
白く散った草が
ピンクになって
ピアノがなった時に
涙が出ました。
悲しみの涙ではなくて
意思の強さが心に響いて。
自分の「好き」が好きな人を窮地に追いやったのに、
その好きな人は「好きに生きて」と言い残す。
そして好きな人を守るためにやったことは無駄だったと悟り、
「好きに生きて」と書き残して散る。
姉妹たちは「好き」を全うしながら生きて、死に、
そのうち1 人はやっと自分の「好き」を見つける。
好きにならずにいられないんだよなぁ…
お父さんの仕事を手伝おうとして余計にダメにしちゃった子供みたいな感じかな…
普通は怒れないと思うよ
小松さんの演技も全く鼻に付くことなく素晴らしかった
みんな誰かのために行動した結果だからヘイト溜まらないんだろうね。
赤い木作ったのはりりだけど、元々りりの星に来ていじくり回してた結果だから
ワカバの行動も最後まで責任取るってことで不自然さはないし。
よくよく考えると1話であのキャラ現したんだよな
とんでもないな
でも語られてたさいしょのひとのイメージって必ずしも(視聴者にとっては)いいものとは限らなかった気がするんだよね
それなのにもう…完全にやられてましたわ
たつき…怖ろしい子!
ワカバを助けるために作った赤が暴走して、
りりを助けるためにワカバは自分を犠牲にして、
ワカバを助けるためにりりは自分を犠牲にしたのに
助けられないと知って、残された姉妹のために「好きに生きて」
なんであんな世界になったんだと思ったらこんなん誰も悪くねえよ…
登場人物全員に「優しい世界」の精神が宿ってる
やはり一人の人間としての個性・哲学に則ってスジの通った行動だったからかな(某三幕構成の人の受け売り)
某奇妙な冒険で「うわ悪いヤツだ」「うわやべーヤツだ」っていうキャラは居るけど
「コイツ顔も見たくないな読み飛ばそう」ってキャラは基本いないのと似た感じ
そこにあの影絵である
※46
たしかに荒木先生の著書でも、プロフィールを細かに設定すると書かれていたけど、
突き詰めたらそこ(一人の人間としての個性・哲学=キャラクターの有無)なんだな
さいしょのひとは何かを隠している?
じゃあ、隠すほど言えないことっていうのならばきっと姉妹には言えないほど酷いことだったりつらいことだったりするんだろうなぁ、知られたくなかったのかもなぁ
なんてことを思わせておいて、言えなかったことは姉妹に対する命令(使命と言えば聞こえはいいが、それこそ個の否定にもなりかねない呪縛)だった
りりが最初に想定していた通りに「私が6人」だったら、りん達はりりのままでりん達にはならなかった
これだけでもう、うわぁぁぁ…って気持ちになったよ
あと、りりの最期のシーンは、命と引き換えに子を産み落とした母のような印象を受けた
地獄=この世に生み出してしまった我が子への最期の言葉が「好きに生きて」
こんな世界に母の身勝手で生み落として申し訳ない、せめて自分の好きを見つけて生きて、と
もう泣くしかない、悪くなんて言えるわけがない
セリフだけじゃなくて境遇やら不快にならない正確設定とか
作中での彼女に対するフォローが徹底してたってのはある
仮に赤い木を生み出したのが善意によるものだったことだけを描写しても賛否両論になってたと思う
既にコメで言われてる通り、数々の描写の積み重ねが彼女の印象を作ったのだと考えると、ただただ凄いとしか言えない
たった2話のぽっと出のキャラクターなのに存在感がスゴいよりり!
ワカバを想う優しさが裏目に出てしまったりりの失敗を責めたりしないワカバもまたいいんですよ
姿を現したのは終盤で元凶ではあるけどその存在はほのめかされてたし
11話のワカバとの僅かなやりとりだけでも非常に良好な関係は分かったし
赤い木は子供ゆえの善意による過ちってのが見て取れたからな
そして11話だけであれだけのもの描いたたつきはやっぱすごいと再認識
終盤の1話で登場して一気に好感度が上がるキーキャラという意味では、
(人によっては)エヴァのカヲル君に近いのかも。
ワカバの言葉がなければ許せない人もいたかもしれない
あの言葉を聞いて自分もりりを許せるワカバになりたいと思ったも
10話で先に見せてたのも影響してる気がする
みんなわかりんの子供?とか考察してたし愛着がわく時間があった
あっ! そうだ !!
あの世界で生きることを辛く苦しいと描写していないのも
リリにヘイトが向かない要因かもしれない
少なくとも私にとっては多少のやらかしでも目を瞑れるくらい好きなキャラになってたからかな
と思ったけどやらかしの後の行動も含めてかもしれんな
そもそも多少どころじゃないかもしれんな
確証がないわ
りりの無邪気さやわかばの大人な対応。意外すぎる世界観と現在に至るその真相。緻密に物語が設計されているからこその視聴者の共感や同情、カタルシスを得られた訳か。たつきはやっぱりとんでもねえなあ。
天真爛漫な100%の善意+健気さ+いい意味での子供っぽさでやられるねぇ…
なんだか心を抉られるんだよ、りりの行動に意味があったからさ
そこなんだと思うなぁ、無意味さがまったくないから悪意に解釈されないんだと思う
言われてはたと気付いたが、視聴時はED導入の影絵みてりりの想いと決意に涙したわ。
いかん。また視界が・・・
皆のコメントみてまた思い出して涙が…
赤い木を作った理由が、自分勝手だったり自己顕示欲が含まれてたらもっと嫌われてたかもね。
ただただ「ワカバが少しでも休めるように」と100%相手の事を想って作っただけなんだもんな…
あの赤い木を作ったシーンも「おいふざけんな!」じゃなくて「ああああ…」とか「あかん…」みたいな感じだった
※54
あーカヲル君なのわかるかもしれない
カヲル君もある意味さいしょのひとだし、シンジ君を気づかい助けようとする所も似ているかもね
りりは最初の人としてずっと言及されてきたから、急に登場したって言うのは違うでしょ
りん達が赤い木やアカムシを姉妹の命を奪った仇として、もっと憎悪してる描写があったらまた違ってたんかな?
あと視聴者的に、りなこ含めた姉妹がアカムシに倒されるシーンを見てないのも大きいかも。
視聴者が赤い木を嫌いになり過ぎないように、徹底的なヘイト管理をされてたんだなって
愛だな。
行動の理由が損得勘定とか自分の欲じゃないから美しい。
一年近く経過して、まだ考察できる要素があること自体驚異だよ。
この記事で言われるまで気づきもしないくらい自然に物語の中に溶け込んでいた要素だったんだからな。
長い間、この事に気づかせもしない手腕に脱帽する。
同人版から延べ8年?に渡る最後のキーパーソンなんだよな
まさか少女とは思わなかったが、だからこそ「してやられた」と思ったねw
またりりが唯一の”人間”だったのも親しみ易い要因なのかも
ロリを嫌うわけがないってのも勿論だが、リンとの対比みたいなのも上手くやってたと思うわ
『いい子でも間違う事がある』
『善意でも取り返しのつかない悪手になる事もある』
11話はそれが視聴者に伝わる構成だったから、元凶でありこそすれ、りりを悪く言えようがなかったよ。
あと、りりが最期に残した「好きに生きて」って言葉も何気にダブルミーニングだよね?
視聴者的に字面だけ見るなら『もうどうなってもいい、あとは勝手にして』ってりりがワカバの死に絶望して責任ブン投げて死に逃げしたってニュアンス解釈の余地もあるんだけど(自分はりりの「好きに」発言をその方向で認識してるんだけど)
この言葉を六姉妹達は字面どおり『好きになれるものを見つけて、その為に生きて』と解釈しており一貫してその意味の方向で行動している。
六姉妹達の行動原理がこういう幸せな齟齬で出来たものだとすれば、それはもうりりの願いから外れた六姉妹達オリジナルの願いじゃないかと思うんだ。
そういう部分が11話に到るまでの間にしっかり描写されていたから、りりも六姉妹達もどちらも間違っていないと思えるし、たとえりりが『六姉妹を地獄のような場所に生み出してしまった張本人』であっても憎しむ気には自分はなれないんだよなあ……
りりに自分の心残りを見たからだよ
ちょっとしたボタンのかけ違いで居場所を失って、それでも誰かに認めてもらおうと頑張ったのに空振りして
いたたまれなくて後悔して、みじめな思い残しを誰もが経験してるんだよ
そんな無念さをりりがしたから、苦い記憶を覚えている人はりりを責められない
そしてその失敗をワカバの言葉と行動が彼女の心を救い、それに応えるようにりりも覚悟ある行動をした
りりのつらい思いに感じ入る人は本編の大団円で昔の苦悩が解きほぐされて、結果として心が満たされた
だからりりを好きになる
「両親が過労死」ってところが、現代を思わせて心に刺さったのかも
えっちだからだと思います(名推理)
声がりんと同じ小松さんだったのも大きいかな
最初全然気づかなくて「この新人声優さんプレッシャーだっただろうな〜」とか思って観てた
ED入りの影絵でグズグス泣いて
クレジットで「わあぁ!!」て叫んでしまった
普通は突然出て来たぽっと出のキャラに感情移入する事なんて無いはずだが、彼女は六姉妹の元となってる事をまず最初に示す事で、ただのぽっと出のキャラじゃないってのが分かる。
あとはただただワカバを思いやる言動から来てるから、そこを批判するってのはさすがに心が汚れ切った人間じゃないと出来ない。
今までの姉妹たちの会話の中で出てきたセリフがちょっとずつりりのセリフ入ってるので ぽっと出の気がしないことと
りつねえの みどりちゃんを育てるのが好き
ワカバの 何かが育ってるって言いいよね
っていうのとかがリンクしてたので ワカバから大きく影響を受けてるのがわかってりりがワカバをめっさ想ってたってことを感じれる11話になってるのが 自分の中ででかいかも
ごめん
しょっぱなから絶賛の意見が多すぎて
違和感あるってことを言い出せなかった
ようじょだから
※79
色々な人の意見を見たうえで、それでも納得できないとか違和感がある、って感じるのはむしろいいことだと思うよ。
もし最終的に解決できなくても自分なりに調べたり考えたりすることってすごく大事なことだからね。
りりに対しての感情はワカバの存在が大きい、そのワカバの行動もわかばを通じて納得出来る物になってるので茶番感が無い、なんたる脚本家の妙技
※79
違和感あるってだけでは抽象的過ぎるので、どう違和感を感じたか書いてくれるとタスカル
子供を持つ親ならりりの行動は痛いほどわかるでしょう、善意の行動を頭ごなしに怒らない、行動に対して責任を取るのも親の務め
ただりりの才能が天才的過ぎてワカバですら対応しきれなかった悲劇
※72
ワカバの最後の言葉を
もう止めれない分割後の自分に伝えてるほど
いい子なんだよなぁ
責任ぶん投げ死に逃げするなら、わざわざ消去、修正なんかしない
水を差すようで悪いが、吉崎観音なら寒いギャグで滑るだろう。
何でこんな健気な幼女が
ふたばではあんな扱いなんだ
※85
ほんっとーーーーーーーーーに水差しで草も生えない
君はもっとりりコンになれ
シルエット紙芝居だけで泣けたのはこの作品だけなんだな。
りりはワカバの影響を受けていて
六姉妹もりりの影響を受け継いでいる
11話は知らなかった事も多いけど
わかばと六姉妹から納得できる事ばかりだった
※19
うぬぬ〜
うゆゆ
りりの辛い過去、6姉妹との関連、わかば大好きなところ、そしてりりが優しい子だということが丁寧にかかれてるから涙するしかなかった。
たつき監督さすがだったわ
悪意があるわけでもないし嫌う理由がない
上手くいってたらお話にならないってのもあるけど…こうくるかって感じだった
言われて気付いたわ…確かにあの結果だけ見るなら反発あっても何もおかしくない。
でも反発どころか、今でもなんとか救い出せないものかと考えを巡らせるくらい好き。
※54※64
同人版はモロにエヴァの影響受けてるもんね。
子供ならではの好奇心もあって大人顔負けに頭良いけど言動や行動がまだまだ成長していない子供
それでも疲労するワカバを思いやる優しさも持っていたから憎めなかったな
思いやりと行動力の先走りで赤い木を作った結果、間違いだったことに泣いて謝ってるとことか子供らしくてなぁ…そしてその姿にワカバさんも責めずに大人の自分が悪いと責任を突き通す…好きだ…(語彙力
そして何よりワカバを助けようと行動したことが一番大きいかな(結果ワカバの木が生えたら姿に絶望して諦めてしまったけど、行動したことで6姉妹が誕生して赤い木を倒すことも出来たから)
赤い木を産み出してしまったのもただワカバの疲労を気遣い仕事が少しでも早く終わって楽になって欲しかっただけ…しかもりりちゃんの台詞からもお父さんお母さんの過労による何かしらの悲劇があって悲しい思いをした過去がありそうなことを察することが出来るこんな子を憎めるわけがない
急に出てきたのにここまで視聴者を感情移入させるのは流石としか思えないな
愉快なトンデモ姉妹の起源が、異星の技術を使いこなす地球人の天才少女でしたってだけでもキャラを咀嚼するので精一杯
おまけにりんと瓜二つの顔で闊達に振る舞うしワカバ大好きだし
そもそもぶっ飛んだケムリクサ文明とその使い手であるワカバが不思議の塊すぎて11話では地球出身のりり視点に依らざるを得ない
みんなが誰かのために動いてきた物語において彼女も例外ではなかったし、願いを遂げるために自分の全存在を賭けた生き方は7人目の姉妹のそれでもあった
好き嫌いというかただただ一人の少女の存在感に圧倒された印象
素直にエロいからです…
この話題は放送当時から何回か出ているのだが、りりの「やらかし」へのワカバのリアクションが凄い。
「りりは天才だね。こんなことで懲りちゃだめだよ」
こんなリアクションできない。「こういうリアクションの出来る大人になりたい」と思わせる。でもってワカバが大人の責任としてりりを守ろうとするのが凄い。
925当時に福原Pがたつきに言った言葉なのではないか、という書き込みを当時見て、さらに別な感銘を受けた。
1話から10話まで観て、素直な気持ちで観たからかな。
りり「ごめんなさい」
ワカバ「許す」
視聴者「許す」
恐るべきはたつき監督。
やはり1~10話までの丁寧な描写の積み重ねだと思う
姉妹たち全員が真相を知っても誰もりりを責めないだろう、と視聴者は思えるようになっていたし、実際りんちゃんはりりを救おうとしていたし
そして、りりの境遇とワカバへの想い、ワカバがりりを許して褒めた所も大きかったね
要は、視聴者がりりを怒る必要がなかったわけだ、脚本・構成がすごいよね、一般的なアニメは分業になるからどこか綻びが出るものだけど一貫してそこを監督がやっているから
良いアニメに出合えたなあと思うよ
ポッと出じゃなくて10話まで使って6姉妹で描写されてたからだと思う
そうか、りりはある意味子であり母でもあったんだなあ。
※6の
>被害者であるワカバは
>怒っていない、どころか褒めている
でわかりみが深すぎてヘドバンも待ったなし
ケムリクサふたば風評被害キャラのひとり
(いいぞもっとやれ感
実はりりの残した「好きに生きて」は「自由に生きて」の意味であって
「好き」のために生きるってことじゃないよね。
姉妹たちは勘違いしてるような気がする。というかやっぱ本質はりりなんだよな。
※104
風評被害…某平成の奴隷商が娘さんの名前でエゴサすると一時期よく並んでたっていうアレだろうか
あれって結局りりとワカバしかいなくて、そして彼彼女らが原因で世界が壊れてしまったわけで、
でもそれは客観的に見て二人の自業自得でもある
でもど二人ともそれ以上の酷い目にあってることが綴られているので、一視聴者である自分は
まあ仕方ないな、という気分でヘイトは向かなかった
もしあの世界に他の人が大勢住んでいて、赤い木の被害を被り死人がたくさん出ていたら、
さすがにちょっと違う意見に自分はなるかな
まぁこれが他人を大勢巻き込んで
死者まで出していたとしたら
子供ひとりに背負わせる責任としては
重過ぎてかえって視聴者もリアクションに
困るだろう
成長したキャラの過去のトラウマ話で
扱うのはたまに見るが
過去編にしか登場せず、自分の行動が原因で相方を不幸にして、しかしその覚悟をバネにして納得の上死亡したってのは八部のジョセフミ思い出すな
あれだけは面白いので読み返してみて
11話は思い出すだけでも鳥肌が立つぐらい衝撃受けたわ
最初はなんだコイツと思わせたわかばの評価を
10話までにどんどん高めていったのも大きかったと思う
ああ、わかばにほれちゃうのわかるって感じで
※1 ※80
わかる
善意でやった。やり遂げてしまった。恐れた。後悔した。謝った。赦された
覚悟をもって行動し、儚く消えていった
互いに想い合う2人の物語であり、他に犠牲者が居なかった
新キャラであるにもかかわらず、視聴者は2人のことをよく識っていた
不思議はない。言われてみれば何故だろうとは思っても、考えてみれば理由はなるほど数多く出て来る
寧ろ、ここまで完璧に構成されてることに気付いて驚愕するまである。いやほんとすげえわこれ
りりとワカバの関係があの短時間で丁寧に描かれてたのが大きいな
赤作っちゃった時は(アカン)ってなったけど、こんなので懲りちゃ駄目だよが泣けすぎてりりを責めるって発想に至れなかった
イノセンスが共感を呼ぶ
たつき、人を良く知りたるものよ
けものフレンズ初期のコラで、一流の調理人は客が100%望んだものを出すが超一流し客が考えもしないものを出すってのがあったね
ちょっと味付けを間違えたら危険な料理だったかもしれない
※38のものです。
りりさんが許されたのは
船という閉じられた空間だったのも
大きかったと思います。
赤虫が他の人を傷つけてたり
命が失われたら新たな負の連鎖が
始まっていたかも知れません。
あの世界だったから
許されたし、ワカバも食い止めるために
木になれたと思う。
最後は、たつき監督の世界構成や
話の持っていき方が凄い、という話に
なると思います。
やっぱり好きですね。
※94
エヴァじゃなくてBLAME!だと思う
ワカバはりりを天才と褒める直前、奥歯を噛み締めているように見えるシーンがある。
「宇宙人だから価値観が地球人とは違うんだろう。だからりりを怒らないで褒めた」という意見もあったが、そうではない。
内心、「怒って」はいたんだろう。
そのうえで、表に出さずに褒めたのさ。
※33
いたよ、そう解釈する奴。
「危険極まりない赤い草を作って仕事場をメチャクチャにすればワカバが休めるだろうと思うほどりりはバカで、そんなクソガキを叱らず褒めるワカバもバカだ」
だとさ。真フレのアウグストっつーんだけど。
そういえば、りりってわかばに再会できた後、
元の姿に戻れるような仕掛けを残していなかったんだろうか
言われるまで気付かなかった位りりにヘイト向いてなかったわ…こわ、監督すご(語彙力崩壊
初見時はりりを責めなかったわかばすげえと思った
ケムリクサの船の中の世界が廃墟になってしまった全ての元凶のような存在で普通ならヘイトが向きやすいキャラだけど、本人に悪意はなくむしろ良かれと思ってした善意の行動が裏目に出てしまっただけという背景がきちんと描写されていたので許されている感はある
※120
完全にイチャモン付ける前提で内容全く理解せずに(というか見ないで)の感想だなぁ…
流石は精鋭中の精鋭というかなんというか…
※119
それは気付かなかったな…ただ、だとしてもその「怒り」は※120で言われてる真みたいな「こんな事しやがって」とかみたいな自己中的な怒りではないだろうな。
そこに至るまでに
「あそこにはヒトはワカバとりりしかいない(厳密にはワカバはヒトじゃないしムシっち達もいるが)」
「りりの両親は恐らく働きすぎで亡くなっている」
「ワカバは今の仕事を無理して行っている」
「りりはそれを心配していてワカバもそれは知っている」
って描写があったわけだから、もしワカバが「怒って」いたとしたらそれは赤いケムリクサを作ったりりに対してじゃなくて、『りりにそんな事をさせてしまった自分』に対してだと個人的には思う。
※90
たった6文字(7文字?)にキュンとさせられるとは
※120
そいつは上っ面すら読み取れないうえに初っぱなからヘイトありきの歪みに歪んだ目で見てたハナクソなんでどうにもな・・・
「草の効能が赤と緑以外よく分からん」とか言ってるのを見て某コーヒールーザーの「アニメを雰囲気で見てる人」って言葉を思い出したわ。
「ああ、こういうやつのことかな」って。
ミドリちゃんは回復・修復・攻撃と何でもござれ、アイちゃんは水探知、キミドリは攻撃・移動が可能、ダイダイは記録・情報伝達、キイロは照明、アオは壁生成による防御が可能、ウスイロは食用(ただし食べられる者は限られる)。
これらは本編中にバッチリ描写されていたのに。
つーか「クソガキを叱らないアニメ」って、そいつが崇拝する□だろーに。
絶望している女の子を責める事なんて俺にはできない
細かい気を使った作り方もあるけど、わかばから叱られなかったどころか励まされたのが一番大きいと思う
「なにやってんだ!」→それでもわかばを助けるためにケムリクサを弄るだったら結構批判出てたんじゃないかね
したいことをして生きてと言われて自分のやった事に打ちひしがれて、それでも「したいことをする」真摯な流れが過去と現在のクロッシングも合わさって最強になった
※直球の下ネタは控えるようお願いします。