「繊細さと優しさが感じられる」 SF作家・飛浩隆氏の『けものフレンズ』『ケムリクサ』等のたつき監督作品評
【本日開催・当日券あり】18時~
2010年代のSFを語る
飛浩隆さん × 小川一水さん × 大森望さん × 日下三蔵さん
トークイベント 司会:塩澤快浩さん (早川書房)
※飛さんはSkypeでの参加を予定しています。
http://aoyamabc.jp/event/2010sf01/
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book)Sun Feb 23 04:20:54 +0000 2020
本日2/23は18時より先日ロゴが変更されたように聞いたけれど特にまだ変わってない青山ブックセンター本店にて飛浩隆さん(スカイプでの参加だとか) 小川一水さん 大森望さん 日下三蔵さんによるトークイベント「2010年代のSFを語る」司会は塩澤快浩さん。当日券もあるらしいよ。 pic.twitter.com/sMlNciJqKF
— homkithi (@homkithi)Sun Feb 23 08:17:48 +0000 2020
【速報】第40回日本SF大賞が以下の通り決定いたしました!(敬称略)
【大賞】『天冥の標』全10巻 小川一水(早川書房)
『宿借りの星』 酉島伝法(東京創元社)
【特別賞】『年刊日本SF傑作選』全12巻 大森望・日下三蔵編(東京創元社)
【功績賞】吾妻ひでお(漫画家)、 眉村卓(作家)
— SF大賞エントリー (@SFawardentry)Sun Feb 23 09:43:27 +0000 2020
飛浩隆さん『けものフレンズ』『ケムリクサ』といったたつき監督作品について言及、繊細さと優しさが感じられると。オタクバブル的な中から出てきて物を破壊し酷い目にあわせる我我がやろうとしてきたことから遠ざかっていると昨今のSFについて分析。青山ブックセンター本店でのイベントにて。
— タニグチリウイチ:2月と3月は三鷹でお仕事 (@uranichi)Sun Feb 23 10:17:22 +0000 2020
イベント終わりです。皆さんありがとうございました😊
— 飛浩隆 TOBI Hirotaka (@Anna_Kaski)Sun Feb 23 10:42:05 +0000 2020
というところでトークイベント「2010年代のSFを語る」@ 青山ブックセンター本店、終了。
飛浩隆さんの書き下ろしショートショートも無事もらえたよ。 pic.twitter.com/vT3bWUPgkF
— homkithi (@homkithi)Sun Feb 23 10:50:43 +0000 2020
コメント
スクラップ&ビルドの時代から見ると、全肯定の悲劇と前進を描くたつき監督の作り方は確かに当時と逆を行っているのだろうなぁ
まぁ、確かにSFっていうと技術!機械!破壊!って感じで剣呑なイメージが強い
技術は闘争と密接に関わるから仕方ないけど、優しい方向の創作は主流ではないんだろうなぁ
凄い人に評価されたものだ
嬉しいねぇ
露骨なエロとかないしそういう描写にもあらわれてる
だから人気出る
繊細さ、優しさに加え忖度の無さも感じる。もちろん良い意味で。
SF大賞納得のラインナップだわ
ネット推薦数もあるだろうけど話題に上るとは
作風としてはSFカテゴリーとして見ておられるのね。
人徳は巡り巡って周りを潤すを実体験で証明していくスタイル
小川先生大賞おめでとうございます
実は少し低年齢向けなとこがirodori作品の魅力だと思ってる
けもフレもケムリも童心にかえって観ることができる
それが繊細さ、優しさにつながってる気がするわ
YouTubeに上がってるゾ
視聴されたのかな?少なくともすごい人に認知されて嬉しい
作家さんに言及されるだけでも大したもんですよ
これはいいニュース。
零號琴読みます。
星雲賞受賞作家さんらからも以前から評価されてたね。
作品でその人の、「性格」が出るんだなって
やっぱりたつきとirodoriメンバーは優しい雰囲気が出てるよね
分かったか?? 優しいのが一欠片も感じられない□
サイエンス(科学)は便利な反面、使いようによっては想像以上の悪用により破壊をもたらしてしまう
だからフィクション(虚構)によって想像できる範囲内だけど警鐘を鳴らすっていうのがSFの良さであり欠点でもあるよね
そういった意味でケムリクサはSFの利便性や危険性も出しながら登場人物は皆して優しく、そうでありながらドラマチックで面白いっていうのは
今までの怖がらせるためのSFじゃなくて、好きなもののための一助であるSFは新しく、また難しいのによくできてる
世にでた作品の評価が表現者の評価の全てよ
それ以外はそれ以外の評価でしかないからね
irodori作品を評価する著名人が、また1人加わった!
SF漫画のあさりよしとお氏とかミステリ作家の辻真先氏とか
なにかこうSF・ミステリ系の人をひきつける魅力があるって感じだよね
ロジカルに物事を考えるタイプの人間には
irodori作品がハマるんだと思う
この内容だけだと分析して方向性について語っているだけかもしれないけれど
少なくともこんなすごい人に評価・文責に値する作品としてとらえてもらえてるのはなんだか嬉しくなるね
第38回日本SF大賞の時のけものフレンズ1期も受賞はできなかったけれど
選考委員の人たちの一人に
「今年の大本命はテレビアニメ『けものフレンズ』だと思っていた。
この作品と小説作品の収穫を、どのように比較・評価すべきか脳内で何度もシミュレーションを繰り返していた」
とまで述べてくれてた人がいたのを見て何だか嬉しく思ったものだったな
http://sfwj.jp/awards/Nihon-SF-Taisho-Award/38/20181616221355.html
生粋のSF作家から好意的に評価されてるとは
大賞獲得するSF作品と比較するとどうしても弱いけどSF部分はしっかり受け入れられたわけだな
まぁ、別にたつきはSF作家ってわけでもないんだけど
※9
良き時代のジュブナイル小説に近い空気感があるよね。
今回特別賞に入ってる眉村卓先生とか光瀬龍先生みたいな、大人でも子供でも十分に楽しめる作品。
正直自分はSFは映画でも小説でも苦手だったけど
けものフレンズやケムリクサを見てから映画は過去の作品を
見る様になった
小説も少しずつ読もうと思っている
※24
そういえばけもフレみてから本を読む機会が増えたな
※15
下手に煽らんほうがいい。彼らと同じところに堕ちてしまう。
※3
たつきがトラブルメーカーと言いたいのは分かる
上からの言いなりにならずに「好き」を突き詰める人だから、適当に金儲けだけしたい人にとってはトラブルの元なんだろう
だからこそ、ケムリクサはSF作家というか「好き」を大事にしてる人に深く刺さった
だから漫画さんとか色んなクリエーターの人たちが絶賛してた印象が強い
若葉の「こんなんで懲りちゃ駄目だよ」はたつきの本音であり「好き」を大事にする人たち全てに向けたエールに思えた
繊細さと優しさと心強さをいつも感じてるよ
小川先生、おめでとうございます
酉島先生、おめでとうございます
小川先生の受賞はなんだか我が事のように嬉しい
ケムリクサってキャラ同士はお互いを尊重しあってるのに展開がキャラに対し皮肉ってたりするのがもうエモくて…
(りりが大人になろうとしてる時に子供が行くべき教室に走るとか)
※30
ああ、たしかに……よく細かいとこまで見てるなぁ! 嫌いじゃないわ!
小川先生、酉島先生、ありがとうございます!
すげぇよこのひとはって何度言わせるんだ(喜)
破壊が行くとこまでいったら後は廃墟の中で身を寄せ合い助け合う優しさが必要になる。ある意味今の日本社会の(主に精神面での)現状と重なる気がする。
ロジカルに作ってあるから、ロジカルな批評がたくさん出てくるっていうね
まさにSFマインドの体現
SFで大逆転って、設定を丁寧に解説して積み上げて行かないと視聴者読者が終盤振り落とされるんだけど
ケムリクサはハードな世界観と謎を絞りに絞って、一般人に分かるように大逆転したやつだよね。
たつき作品に「あずまひでおさん」のペーソスが感じられるのは俺だけかな?
※37
どの辺をそう感じたん?
ちょっと興味深い