たつき監督作品には回想シーンがほぼない?
ジャンプ漫画だと、例えばスラムダンクの三井編みたいに要所要所で回想シーン入るけど
ケムリクサだとそういうのが一切ない
ケムリクサやけもフレ1で過去を描写する場合は、何らかの外部記憶装置から
主人公らが見聞できる範囲でのみそれが描写される
普通なら安易に裏姉妹との思い出とかを本編に挿入して来ると思うんやけど
裏姉妹の情報も本編ではわかばの視点で知りうる範囲でしか描写されない
モノローグもほぼ無いよね
モノローグといえば、ケムリクサ2話でキイロを取ってる時のりん視点のとこが印象的
序盤は導入部でもあるからやや説明くさいとこもあれど、語るための状況をちゃんと用意しているから
無理なく、おしつけがましくもなく受け止められる
あまりに自然過ぎてついスルーしがちにすらなったりもするけどw
あれも好奇心の強いわかばに渋々語ってるって体裁をとってる
とにかく物語の中の「現実世界、現実空間」で描写可能な形でしか過去やキャラクターの心情を描写しない
っていう点では徹底されてる
登場人物の脳内だけにある心情や回想は決して画面に出てこないって感じ
あ、ごめんひとつ例外思い出した
1話ラストだ。りんが毒にやられて物陰に隠れて「何だこれは」とやってるとこw
キイロ取ってるの会話の後の(なんだコイツの強さは…)のとこね
とにかく回想皆無、モノローグ最小って形なんよね
ケムリクサはミステリーって側面もあるから、わかばの視点で視聴者も考えてね
って意味で、わかばから見える範囲でしか物事を描写しない考えだったかな
逆に、りんのわかばへの思いはわかばは解らないけど視聴者にはミステリーも何も無い見え見えなんでw
そこだけは例外的に描写する、みたいな?
1~3話くらいまでは多少はね?裏姉妹との思い出もあくまでもりつとの会話内のみで視聴者には説明しないとか
ただ、>りんのわかばへの思い は物語のキーだからよくも悪くもきちんと印象付けとかないとって感じかニャ
客観視が徹底してる感じはあるな
「俺はこう思った」を排して 実際に起こった現象の記述に徹してる
記憶の葉も 回想の外部化装置と解釈できるしな
けもフレは思ってたより一枚絵カット回想はある
気にして見たことある
ケムリクサもけもフレ1も、もっと言えばけもフレ2も過去回想が必要ない作品だからだね
そもそも過去回想が必要な理由は
・一部情報を強調するために
・キャラが出すぎて被りキャラが出た時用のキャラ分け
・尺稼ぎ
・新規情報を既存キャラに入れるため
なんかがあるけど、大きな共通点として
・一度、もしくはレギュラーキャラを新しく出てきたキャラクターに対して関係性を持たせるため
なのよ
だからけもフレ1ならミライさん、ケムリクサならりりの過去がそれに該当するけど
別に尺は足りないし、新規キャラは基本初出会いだし、初じゃなくても1話でいなくなるから掘り進める必要ないし
被りキャラいないし、強調する情報ないし、尺足りないしで必要ないんよ
けもフレ2に至ってはそもそも整合性取る気が無いから尺稼ぎ以外の理由がないと言うね、使い捨てヒロイン運用してたし
よくありがちな印象付けしたいセリフの反芻シーンすらないからな
それはあっただろ
何処だっけ?
11話はこれまでの台詞の反芻で脚本つくってる
ただこれはもう既に視聴者の中で反芻済み or 2周目の視聴 を想定して楽しませる仕掛けであって
視聴者に印象づけるための繰り返しじゃない
このスレで人気だった塩梅も1話だけの登場という
いいシーンは巻き戻して見るやろ くらい突き放されてる感
で 11話が刺さる
11話はやっぱスゴイよね
りんにとってわかば存在がわからない、視聴者にとってはもそうだけどりん達6姉妹も何者なのかよくわからない
そのりんと視聴者が同じ視点になってりりの記憶を見るという構図
こんなん誰に聴いたら思いつくんだたつき!みたいなw
例えば北斗の拳の名場面を例にとるなら、谷底に突き落とされたラオウが
弟のトキを抱えて谷をよじ登るシーンなんてのがあるわけなんだが
ケムリクサの場合は会話や姉妹の仕草から察したわかばが位牌の入った帽子に
命捨て太郎ダイブをかます事で表現するわけよね
その辺のウエットな事情を直接でなく間接情報で開示する感じ
コメント
アークプロット
全然毛色の違うアニメも作ってたから
作品によって使い分けるとは思うけどね
眼鏡では回想シーンあるよね
露骨な説明回とかも無いしな。ほしのおにいさんも言ってたけど
謎が明かされていくスピード感が心地いいのも良い所だね。
普通の構成だったら11話までにりりやワカバについて仄めかすような描写いれちゃうもん。
※3
同人版ケムリクサにもあるな
けものフレンズもケムリクサもキャラクターの心情を心内語ではなく言動や仕草で表現することが多い。特にけものフレンズでは本当にその場で会話を聞いているかのような自然な感じがする。
ケムリクサはりんの毒シーンがあるから心内語が多めに出てるが、やはり作品全体の割合としてみると少ない。それゆえにそのシーンが目立つという側面もあるけどね。
同人版ケムリクサでは回想あるんだよね
最近はなるべく使わない表現になってきているのかな
モノ書くとわかるんだけど、モノローグや回想って
後付けで色々付け足そうとすると自然に出てくるもんなんだよな。
だからそれがほぼないってことは、描きたいことが究極まで整理されてるってことだと思う。
ないだけで化け物、あっても普通のことのはずなんだよ。
あったほうが話にバックグラウンドや深みを持たせるのにも有効だし。
物語のテンポというか、自然な時間の流れのようなものを大事にしているように思う
その真逆だったのが種死だったな
信じられん位の回想シーン連発だったからな…
何回死んだんだよニコル
けもフレ1とケムリクサはミステリ仕掛けのつくりなんで、
安易な回想シーン=答え になっちゃう…ってのもあるわなぁ
視聴者突き放しではなく、皆で考えてねってスタンスだと思うわなぁ
けもフレで回想シーンと言ったら、唯一あるのが六話のライオンにヘラジカ軍を勝たせてやってと頼まれるシーンくらいか
せやなぁ。全く未知の世界をキャラクターと一緒に冒険するから楽しい。
見落としあるかもしれないけどケムリクサ本編では
モノローグ 1話 2話 4話 7話 8話 (りんのみ)
回想 11話
だっけ?
モノローグも短く一言二言程度でりんがその時思った事だけ、回想も物語全体の起承転結の起の部分だったとかもはや何言ってるかわからん。
別にディスってるわけじゃないが日本のアニメにしろ映画にしろ脚本っが回想シーンに頼りすぎなんだよね。見てる層を舐めてる感じがするからやめた方がいいと思うわ
意図的に入れてないんじゃなくて、必要なら入れてくると思う。
過去回想入れる。それを現在の登場人物も見る。と同時に次回への引きを作る。これを一気にやったのが11話。これがホンマ天才的。
※14
11話は記憶の葉が開いて記録されたものを見てるって状態だから回想とは違うのでは?
ワンピースが回想長すぎんだよ
1話みたときはモノローグが若干冗長に感じたがそれもちゃんと伏線だからすごい
そうそうモノローグがほぼ無いんだよ
個人的に回想シーンてちょっとジャマに感じてしまう
せっかく話にのめり込んでるのに急ブレーキかけられて水を差されたって感じてしまうんよ そんな描写に尺使うよりそのまま流した方が臨場感あるやろって思う
んでたつき監督の作品観てると事前の仕込みがちゃんと出来てれば無しでもいけるんだなぁって思った
同時に難度クソ高いのも何となくわかったけど
ラッキーさんのミライさん映像が回想の役目になってると言えるかも
けもフレもケムリクサも「記録の再生」という形で
過去をチラ見せてるのが面白いね。しかも同じ10話で。
わかばはモノローグちょっぴり、回想は皆無(生まれたばかりだから当たり前)だけど、独り言はそれなりにあったような
「でっけえ声で一人で叫んだ挙句、迷って震えてたしなあ」
「ムシに向かって一人で喋ってたしナ」
回想が来ると途端につまらなく感じるけど、
ケムリクサの11話はふつうに気になる内容で回想を感じさせなかった。
この辺がたつきはすごい。
回想は話が進まないせいで多くの場合視聴者には嫌われるけど、
ストーリーをうまくまとめるためにやむを得ないことが多い。
それを感じさせないあのタイミングを選ぶのもセンスの塊なんだろうな。
この指摘は重要だ
たつき監督作品を語る上で欠かせない要素になると思う
※17
その通り
あの11話、極めて重要な過去の話を回想ではなく現在進行形の状況の中で
見せる手法には強いこだわりを感じた
一応、PPPの所も回想はあるぞ
たつき監督はこれを意図してやっているのか、それとも世界に聴いたのか。
謎だねぇ…
けもフレの回想シーンはアライさんがかばんちゃんの生まれを話す時にもあったね
思えば、けもフレでもキャラが自らの心の内を打ち明けたのって、11話のかばんちゃんの遺言が初めてだっけ
でもそれまでにも色々悩んでるんだろうなあと考察できる描写があったから、唐突感はなく寧ろそうだったのか!と思わせてくれた
あれだけ愛されるサーバル(一期)も、実はその内面は明確じゃない
たつき版二期でその辺描いたのかなあ
けもフレ一期でアラフェネ視点でのかばんちゃん誕生シーンが唯一の回想シーンか
これは映像として見せておかないとミライさんの髪から誕生したヒトのフレンズってのが確定しないからだが
子供の頃のラオウが谷底から這い上がってくるシーン俺は凄い好きなんだけどね。
あれ一発でラオウとトキの強い絆、ラオウの人間的強さ、トキのラオウへの憧れ、北斗神拳の厳しさなんかが一発で表現されているっていう。
まぁたつき作品とはまったく別ベクトルの名シーンなんやけどさ。
裏姉妹の事を語る時も思い出話として情報を出したのが上手いと思う。まあ0.1〜0.9話とかもあったけどあれは観てなくても大丈夫なオマケだしね。
この指摘は面白いな
普通回想はキャラに厚みを持たせるためにあるけど、回想をなくす事で想像する余地が生まれる
物語は視聴者が見ることで、視聴者の中で完成する
説明過多は見る人の楽しみを奪っているのかもな
監督自身が世界を取材する意識で綴っているから、取材対象の思い出は直接見えない(表現手法に使おうとしない)、その代わりに現在進行形での昔語りシーンになるのでは。
それがボス映像や11話の記録再生。
この手法のエグいのは、再生中も登場人物の時間は進んでいる、なのに視聴者はそれを失念する事。
だから早起きシーンや「りんさん逃げて!」の演出公開が凄い事になったんだと思う。
確かけもフレの頃にも言われてたよな<回想が異常に少ない
勘違いしてる人がいるみたいなので指摘しとくけど、モノローグって独り言ではなく独り語りのことだぜ。
両者は何が違うのか?
簡単に言うと「作中時間が止まってるかどうか」だ。
例えば舞台とかで、照明が全部落ちて一人の役者だけにスポットを当てて語らせたら、それは間違いなくモノローグだ。この時他の人物は動いていないし、語っている人物も作中で物理的には動いていない。動いているのは語っている人物の心情だけだ。アニメけものフレンズ4話でスナネコが飛ばされたのを説明してるシーンとか、背景は記憶を思い出してるけど、リアルタイムのセリフに載せてるでしょ?だからあれはモノローグではないと思うんだよね。8話のぺパプ再結成秘話のとこも同じ。
で、モノローグを用いないということは作中時間が止まらないってことで、それはつまり物語の推進力が低下しないってことだ。
ケムリクサもアニメけものフレンズも、あっという間に終わるだろ?
あれは物語が前へ進み続けてるから、その推進力に乗ってラストまで走り抜けられるからだ。
物語の推進力を維持するためにモノローグを極力用いないのか、心情表現を叙事的に行えるから作中時間が進み続けて物語の推進力が低下しないのか、どっちだかはわからないけど、とにかくいいよね。
※37
なるほどな…。
そういえば、ケムリクサ11話は、過去の記憶を見てる間どころか、エンディング中ですら現実の時間が流れたままで、ハッと我に返ったらあれだもんな。
常に描写の視点が固定されてて神の視点が入らないように気をつけてる雰囲気がある。
けもフレのときから感じてたけど、たつき監督からはなんか小説家的な感性を感じる。それも短編中編小説的な感じ。
広告それでいいのかw
後付けじゃなくて組み込んだ物語ってことか
すごくめんどくさそう(小並感)
綿密にプロットを構成すれば回想シーンなどは必要ない
ケムリクサ11話のアレはあくまでも緑の葉の記憶を覗いたのであって、回想シーンとは違う
ジャンプ作家「あっ、設定の辻褄が合わなくなる…せや回想シーン入れたれw」
※39
たつき監督の人物描写やカメラワークなどを観ると
作家は作家でも舞台作家上がりなんじゃないかと思うことがある
みんな深いなぁ...
※12
12話のかばんちゃんが誕生するシーンも
自分背景でうごいてるやつとかエンディング後のおまけ的なの大好きで、それだけにガチで11話はヤバかった。
わかばの唐突なセリフも、エンディングのシルエットからの本編を即座に再開も。
12話もだけど、ほんとこの手の表現が最高に痺れる。
※37
それ。
スナネコのところがわかりやすいよね。
嵐を見てたらとばされてーっていうのをかばさーに説明するシーンであって回想ではないんだよね。
平原のところもPPPのところも同パターンで、視聴者と出演キャラが認識を共有するためのカットなんだよね。
つまりもう一周してこいということだな?
これはそういう意図があるのかどうかはわからないけど、例えば童話みたいな話にはほぼモノローグとか回想とか入らないだろ?子供が物語を理解するには淡々と事象がストーリィとして流れてくるのがある種の理想形なんじゃないか、と。だからたつき監督の作品は、割と小さな子供でも理解がしやすいって面もあるんじゃないかなぁ
説明を挟まずどんどん話が進んでいくのは魅力ではあるけど
ちょっと間違うと視聴者が置いてけぼりを食らう諸刃の剣。素人にはお勧めできない
ケムリクサ序盤で会話を理解できずに挫折する人は結構いたっぽい
※44
演出、王道、尺稼ぎ色々意見はあるだろうが
1話まるまる総集編並みに回想話にしたり、
野球で1球毎に、回想出すのを神!神!とは思わないだろ
視聴者側で動画シークバー動かして映像を繰り返し観たり、ネットで考察を拡散さたりする今の時代にピッタリ合致するんだよね
内容をとことん詰め込めば、回想を入れる隙間は自然と少なくなる。
回想やモノローグは情報開示には便利だけど、視聴者目線から外れるリスクあるからな
ましてや複数人物でそれやったら、もう視聴者は誰目線で追えばいいかわからなくなるし
※32
回想自体が悪なんじゃない
ただ回想ってどうしてこういう事態になったのか、どうしてこのキャラはこう動くのかという理由付けはできるけど、その間に物語は1ミリも動かないんだよね
長期の連載や1年間の番組ならまだしも、1クールだと貴重な尺を消費して回想した結果、物語自体の進行が中途半端になったり描写不足からのキングクリムゾンになったりする危険がある
わかる。
リアルだと人の心の声とかわからないし、過去も映像化されたりしない。たつき作品は現行でキャラクターが触れた情報しか開示されない→わからないから今ある情報で考察するしかない。
だからキャラと一緒に旅してる感覚になるんだよな。
回想を極力減らすのはけもフレからかんじてたが、今作ではかなり徹底されていたように思う
作中の時間が不可逆で、視聴者には物語や登場人物の心の動きがリアルタイムに感じられるような作り(初見で見逃しそうな電車の脱輪、わかばのみどりちゃん評にりつ姉が涙する手前のりつ姉の後ろめたそうな表情など細部にまで連続性が保たれている)
アマプラで見るとさらにCM、アイキャッチ、予告無しで本編がよりシームレスで、演出・脚本・キャラ描写の上手さもあり登場人物と一緒に旅しているような没入感が増す
なので厳密には回想ではないけど11話の衝撃にも繋がる…
はー ホント丹念にストイックに作り込まれてるんだナ!
これこそホントに描きたいことはあえて隠す演出の一形態
ゆえに人を選ぶ作風
頭空っぽにしてアニメ見る人は全話見終わっても面白くなかった、意味不明だったと1期の頃も言っていたしな
独白としてのモノローグが少ないのもあるけど、さらに、心の声は殆どないのかな?
けもフレではかばんちゃんが「後でサーバルちゃんにも教えてあげよう」のところくらいで監督曰くサーバルちゃんが山登りで苦労してる所なのであえて入れたと言うトゲ抜き
それとたつき監督の絵作りって、引きのロングショットで背景や人物含むレイアウトの美しさが実写的な感覚があって、そこも現実世界をカメラで捉えると心の声って不自然だし、余程の事がない限り使わないという考えなのかもしれん
というか普通だったらりつ姉が裏姉妹の思い出語るところで回想にするけど
そこで確固たる演出手法がある事をうかがわせると同時に
実際6話のりくの登場が大いにサプライズとなる伏線にもなる
台詞で説明を嫌がる演出家は比較的多いが
赤毛のアンで高畑が極力アンに説明させるような
山田洋次が寅さんのしゃべりに期待するような
そんな感じをほうふつとさせた
りん以外の姉妹が死の概念があまり無いとゆうか死別に恐怖感みたいなのが無いから特別感傷に浸っての亡き姉妹の回想シーン少ないんじゃないかと思ったり
ヌシにやられたわー、とか 水が無くなったけどもう少し生きてるからー、とかなんか他人事みたいに話してんじゃん。りんは最後姉ちゃん達が消える時、「そんなせっかく・・・」って言ってる所はりりの 両親が死んでワカバも・・・ みたいに死別への恐れが強く出ていような気がする。りりの生と死に対する感情を受け継いでるのかも
本当はみんな回想シーン見たいんだけどねw
ということで趣味のアニメ0.1話待ってます
※49
わかる
宮崎駿はTVや映画を見た事もない山篭りしてたような人にも伝わる表現を心掛けていて、意味もなく時間軸が巻きもどるような事をしないらしい(必然性あれば回想シーンも使う)
たつき監督も同様なので、以外とケムリクサファンの子供がいるのもそこら辺が理由の1つかもしれないね
※27
あれは回想というよりフラッシュバックって感じだな
まあどう違うんだといわれても説明しづらいんだけど
キャラの心情なんかは最低限、効果的に使うよね。
「お前も含めてな」とか。
※12
どうしてこんなことに……
作品の時間の流れが止まらず進行するって言われて納得。
流れが止まらないから没入感が加速的に高まっていくんだね。
そしてあの強烈な引きとEDがカタパルトになって、没入感が成層圏彼方まで飛んでいく。
残るのは心が震えた余韻と、また観たい衝動。
・・・もう一周してこよう。
※47
アルパカがカフェを始めるきっかけを話すシーンもそうでしたね
唯一回想っぽいシーンである11話すら後ろの時間は止まってなかったしな…
没入感を重視した作りは前作よりも徹底してた
前作にはあったというか、入れざるを得なかっただろう
次回予告、各話タイトルも削ってるから、アマプラでみると映画見た後みたいになる
文章を書くときに()をつけて書かないって感じ
これ声を出して読むとつっかかって感じるんだよね
視聴者もその場にいるって感覚になるから没入感あるのか
11話「りんさん逃げて」以降わかばは記憶を見ていないんだよね。
わかばにはりん達の誕生の理由を抜きにしてりんを好きになって欲しいのかな。
そういえば眼鏡にはあったな回想シーン
逆に回想シーンが入ると、余程解ってほしい伏線が張られている可能性が
と冷奴してしまう
裏姉妹の話をするときにちょっとでもシーンを入れるとする
そうすると格段に分かりやすくはなる
だから普通の演出ではそうする
でも決定的に違うのはそれはいわば神の視点から過去の事実を確定してしまう
「デメリット」にもつながってしまう点
話してる側がそうと記憶していることがそのまま聞いてるわかばや
視聴者の側にもそのまま受け取られる事が重要
それは記憶の錯誤や受け手のミスリードも含むかもしれないが
むしろそれこそが物語の緊張を支えるのに効果的になる
(実際りなの記憶にはまだ解釈の余地がある)
監督があっちの世界に忍び込んで草葉の陰から一行を観察して作ってるから、回想シーンが無いのかもしれない(混乱
※15
しかも大抵の回想シーンが「じつはこうでした」的な内容で
視聴者を馬鹿にしてるのか?と思う
そういうのは全て作品本編に気が付かないように入れろよ!
だからこそカタルシスがあるんじゃないか
モノローグが無くて、登場人物と一緒に世界を見ていくスタイルなのはけもフレもケムリクサも印象に残ったな
だから世界にに居るような気になるし、登場人物も本当にそこに一人の人物が居る用に感じる
これは2つの作品が謎の多い世界を描くものだったからなのか、たつき監督の作風となっているのか気になる
すごい好きだから次回作でもこのスタイルが楽しみだけど、作風が違う物語だとやっぱり変わるのだろうか?
引き算の作り方だから、最初ざーっとプロットを作った時はちょくちょく回想シーン(の予定)があるのかも知れない
そのシーンをごっそり削るんじゃなくて他のカットにちょっとづつ練り込んでいって結果的に回想シーンをなくして物語を止めないようにしている、と
眼鏡で回想シーンがあるけど、そらあれ10年以上前の作品だから、実際にああいう作品を経て今の境地に辿り着いたのもあるだろう
けもフレ1の合戦回でちょこっとだけ回想あったよな
回想シーンの使い方が上手いといえばジュビロが真っ先に思い浮かんだ。
あの人はめちゃくちゃ回想シーン多用するけどキャラの掘り下げだけじゃなく本編の補強、伏線回収も兼ねてるからこういうとあれやけどむしろ回想シーンの方が面白い。
まあでもそれが本当に必要な回想なのかどうかを判断するのは結構難しいと思う。
回想を担当するスタッフが居るのでキャラクターが回想する必要がないんだよ
たつ鬼ちゃん監督が回想担当を無給、持ち出し前提でこき使って初めて作品が完成するんだよ、鬼ですよ
無給の回想担当は、またの名を「視聴者」という
ケムリクサ11話は、後付けじゃなくて最初から組み込まれてたってのが分かるから鍵がガチャンと開いて仕掛けが動き出した感があったのかもなぁ
回想や別視点あると視聴者への説明は効果的だけど、どんどんキャラ現在の目線から離れてくからね
観てる側の方が情報を持ってる場合、現地のキャラが間違った行動や非効率な事してたらイライラしたり白けたりしやすいと思う
※79
残念ながら馬鹿な視聴者がその内容に気づかず騒ぎ立てるので…
姉妹の思い出話も
初見:誰が誰だか分からん…ちょっと疎外感
名前がわかる頃:居ない姉妹ってそんな感じだったのかぁ
死人が出た:あーあの子ならそんな行動するよな
今:映像見てなくても、その時の情景がフルボイスで再生可能に、むしろ一緒に懐かしむレベル
2話終盤の
わかばがりょくに近い発言をしてりんがハッとなるシーンあたりは
他の監督なら回想なり何なりの説明をするかもしれないと思った
「りんさん逃げてください」は回想のように見えてリアルタイムで時間経過してることを活かした演出だったな
他作品の回想入れる行為自体を馬鹿にするのは如何なものか
後出しでこういうことがあったってのが白けることがあるのは確かだが、
それこそ11話みたいに今の時間軸だけじゃ見えなかったピースがハマっていくような回想の例も沢山あるわけで
※91
ん、回想入れる行為自体バカにしている人いるかな?
回想は効果的に入れないと悪手になるよって話だと思うけど
俺はワンピース好きだけどあれは回想に丸々単行本1巻使ったりするくらい回想長いけど、現在進行のシーンで過去の出来事に興味を持たせるような回想ありきの物語展開にしているから効果的で
あと他の人も言っているけど、ケムリ11話は現在進行形でりんと視聴者が一緒にワカバとりりの記憶を見ていて途中わかばのセリフがあったりと一般的な回想シーンとまた違った演出になっているのもポイント
趣味のアニメが回想みたいなものでしょ
回想シーン出さなくなったから裏三姉妹本編出演絶望視してたわ
5話ラストでめっさ驚くことになる
記憶の葉も文字で羅列してあると思ってました…
けもフレとケムリクサはワンピースに似てるんだよな特にイーストブルー編作者も含めてな
※92
ワンピースはそれが原因で毛嫌いしてる人も多い。
新しい所にいく度に過去回想やって、しかもクソ長いからジャンプ読んでるとイライラしてくる。
単行本だと一気に読めるからその辺り気にならないかもしれんが、リアルタイムだと「またか・・・」ってなっちゃう。
回想も使いどころを間違えるとストレスになるんだよ。
途中まで作っていて新しいキャラや展開を思いついてもそのための伏線も何も用意していないなら、じゃあ回想するか、という作劇になりがち。
マンガ週刊誌の連載は本質的に行き当たりばったりだから回想を使うのはまあ仕方ないとは思う。
回想を入れると安く済むんですよ。
でもそれをしない。顧客のために。
モノローグと言うと狭義では独り言になるので
正確には脇台詞、聞き慣れた言葉では「心の声」が良いか
アニメでは口を動かさず少しエコーが掛かった声で
マンガでは主に四角いフキダシで表現されていて、
小説では(カッコ)で括ったセリフになるけど
小説でそれを使わないものは、主に三人称視点の小説だ
視聴者が登場人物と同じようにその世界を旅しているような
気分になるのは、そういう徹底した三人称視点のおかげなのかも
キャラが知り得ない情報は視聴者も知りえないけど
視聴者が抱いた疑問の答え(に繋がるもの)は結構配置してあるので周回視聴がハカドルハカドル
視聴者が神の視点にならない、なれないのは登場人物への感情移入度が高いと思う
リアタイ連載作品と1から10まで作ってから出すオリジナルアニメを比較するのはアカンと思う
前者は下手すりゃ途中で作品たたむ必要があるわけでそんなポンポン伏線置けないよ
本編内のあるシーンを後で回想するのは、テレビ放映でのリアタイ視聴という基本一度きりの視聴スタイルにおいては有効だと思う。テレビだったら録画できるから後でも見れるじゃんと思うんだけど、製作側の意識、特にテレビ局側としては録画して云々ってのは言いづらいだろう。
しかし、いまどきのネット配信のようにリリースした回はいつでも見れるような環境が主流になった場合は、いらないとは言わないけど効果が薄くなっているんじゃないかと思う。
効果が薄いものに時間を割くなら、その分新規の内容を盛り込む。
回想が必要ならネットで見返してもらう。
回想シーンをユーザーの能動的な行為に期待してアウトソースすることを前提に物語を作る。
ある意味、今の時代だからこそできる物語の作り方だなあと、3週目視聴したあたりで感じた。
来週はどうなるんだろう?という未知への期待値を持たせると同時に、ここなんだったんだろう?見返してみようか、と復習することを楽しい行為であると思わせる。
それを可能にする環境と、そこに面白さがあることを学習させる経験の提供。そして実際それが「たのしーい!」と大勢の人に経験させた実績。
物語の内容やストーリー展開は古典的であるけど、組み合わせ方、見せ方は実に個性的だよな。
ほとんどの週刊マンガは「序盤は設定をあまり固め過ぎず、話が進んでキャラが出来てから過去エピソードを作るタイプ」で描かれてる
なので後から回想を描くことが必要になってくる、と
けもフレやケムリクサのような1クール作品なら最初から最後までコントロールできる程度の尺なので最初から回想が要らないように設計できる
それは制作スタイルや全体の提供尺の問題だからなぁ
最近は1クールで終わってしまうアニメが増えてるから回想が減ってるという印象になるのかもしれない
趣味が本編に入ってたら回想もしくは記憶の葉で観る過去編になってたな
視聴者をお客さんということからもお客さんは物語の舞台からは切り離されて客席から観察する人として映像を見せる作り方が得意なんだろう
勝手な考察で申し訳ないが
ワカバ「また会えるから、心配しないで。…多分。…後、すごく時間かかっちゃうかもだけど」
ってとこ、ワカバがりりに会うために何かをした結果が
12.1話のワカバじゃないなかと勝手に思ってる。
あと、ワカバも必ず成功する確信はなく
「ダメだった時は…」と続けてるから
本当はできない思いもあったけど、あの世界でりりの分身に会えたことでワカバの思いが報われたんじゃないかなと勝手な冷奴をしてしまい
12.1話のワカバのEDシルエットが「自分は報われたから今度はりり達を幸せにするために導いていこう」
としてる風に見えて、それ以降胸が熱くなるんですけど、これって毒!?
回想の役目はわかばメモにさせていたのではと冷奴する。
主要登場人物と視聴者の間に「その世界に関する知識の差」がありすぎると、視聴者のストーリーへの没入感が薄れるので、知識の差が少ないように(少ないと感じられるように)構成、演出を行うのは重要な点だろうと思います。そのための手法の一つとして、たつき監督は回想シーンを少なくしてるんじゃないかと。
登場人物と視聴者(ゲームプレーヤー)の間に「知識の差」がありすぎて失敗した「誰彼」の事例もあるので。
わかばメモが回想そのものだよなあ
ぜんぜん追いついてないけどw
モノローグなしでガンガン進めても大丈夫なのは、本筋以外に連想する
あらゆる要素がこの舞台からあらかじめ取り除かれているからだよな
姉妹以外の人間の存在も、生活感も、天気も、文化も、歴史すらも取り除かれて
視聴者が考えなきゃいけないのは
死生観、ほかの姉妹、ケムリクサ、互いの性格、水探し…
ほとんど原始人と同じだw
敬遠されがちなのは刹那の瞬間に数日から数か月間の時間を描くような回想でしょ。某自転車アニメでいえばゴール直前に回想が始まって、それが終わると相手の回想が始まって、作中のメインストーリーは1秒かそこらしか経過してないのに、放送時間は一時間を超えてしまうような。一気に見れる単行本や小説なんかだとそれほどでもないんだけど、週一のアニメで多用されるとちょっとモヤモヤはするね。
他の作品についていうのもアレだけど
ワンピースは時間(過去)と同時に空間(他の仲間の場面)も移動するから
よけい話が進まない気がする
雑誌を追ってる勢なので忘れちゃうんだよね
イーストブルーの頃はまだ人数少ないから問題無かったんだけど・・・
けもフレの回想で思い出すのは
・アルパカが山を登ってカフェを見つける
・合戦はいつもどうしてるのか
・マーゲイが図書館で勉強
・ペパプ結成からのあれこれ
・ボスのフレンズコール
・かばん誕生の瞬間
かな
※直球の下ネタは控えるようお願いします。