【ケムリクサ】「視聴者のわかばへの印象はいずれも姉妹の誰かとリンクしているのでは」という考察
ケムリクサ, 考察
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これケムリクサの放送当時に書いたかどうかわかりませんが、当時からネットで視聴者の感想などを見て思ったのが「視聴者のわかばへの印象はいずれも姉妹の誰かとリンクしているのでは」ということです。
冷奴です。
断定的な言い方をしますが私個人の感想なので文末に「だと思う」を補完してください。
まず、あるキャラに対する受け手の評価と他のキャラからの評価に大きな乖離があると、受け手はキャラ達に共感できなくなってしまい大きなストレスになります。
特に受け手からの評価が低いキャラが他のキャラから理由もなくやたらと持ち上げられていると、そのキャラに対するヘイトを生じさせます。
最初の辺りでわかばに対して否定的だった人にはりんが、肯定的だった人にはりなが、その中間の人にはりつが“共感できる相手”という役割を担っています。
わかばに対するいずれの評価も受け手が共感できる相手がいるため大きな乖離がなく、わかばに対して不要なヘイトが向きづらくなっています。
これによって受け手は作品内のわかばの言動を斜に構えず素直な気持ちで受け取れるようになり、視聴を続けるにつれわかばの存在に否定的だった視聴者が評価を改めていくことに繋がったわけです。
でもこれって難しくて、視聴者と姉妹のどちらにとっても好印象な言動でなければすぐに破綻します。
それを破綻させることなく、わかばへの好感度を上げていく姉妹に視聴者が共感できるような描写を重ね続けられたたつき監督は、視聴者に寄り添った創作ができる素晴らしいクリエイターであり、そしてわかばが多くの人から好かれるキャラであることは言うまでもないでしょう。
#ケムリクサ考察班
コメント
あなるほどねぇ
確かに
自分は最初若干うざいなぁって思ってたからりん派だったわけだ
裏姉妹にも通ずる所が有るかも知れない
りく姉に「なんだぁおめえ」とか言われた時は完全にこっちの台詞じゃい!!って感じだったし
りょくちゃんに世界に言及され始めた時は改めて世界観に目を向ける様になったし
つまり、俺自身が姉妹になるってことやな?
※3
そういやりょう姉も「キミ‟も”生きてたんだ」と、まさにこっちの台詞を自ら言っている形になってるね。今更気付いた
なるほど説得力ある
これを応用して、物語の冒頭で主人公のキャラ付けをする際には
年齢性別その他異なる多様な立場の人を出して、
それぞれに主人公に対して好意的だったり否定的だったりすればいい訳だな?
うん、ごく普通のアニメ1話だこれ。
一話中、初見なんだこいつで中盤んー?で後半やるじゃん!ってなった自分は姉妹全員と共感できてたということか
ツンデレ幼馴染、生意気妹、おっとりお姉さんを用意しておけってことか!
つまり俺はりなちゃんだったってことだナ……?
なるほど…
勉強になるっス
なんか面白そうなのが出てきたと思った俺は…りなちゃんだったのか!!
「脚本の人そこまで考えてた」だな。これは。
少しゾッとする考察。
マジでたつき監督って何者なんだよw
つまり姉妹の誰かは「わかばがメイド服来たら何故かすごく似合って可愛いだろうなぁうへへ」とか「わかばん犬可愛すぎ抱きしめたい」と思っているかもしれないという可能性が!?
そういう話じゃないか
まあ言われてみれば「作品内での特定のキャラ上げが極端」って批判はみたこと無いかも(話題に出す時は○○教とか揶揄されたりする)
なんで2年経ってから有力な考察出てくるのさ!
底無し沼かよ!
(ツイ主さん、お見事です)
趣味でもいいから新しいケムリアニメはよ!!!!
※7
言われてみれば、すごく普通で当たり前
でも実際に創作すると難しいんだよね…
主人公だからカッコよくしたい!とか思ってしまって、ついつい偏ってしまう
さらりとこういう表現できるのって本当に尊敬するよ
美味しい冷奴
この考えでいくなら俺はりなちゃんずだナ
まあ全てが真実とは限らないけど監督も考察班も凄すぎる…
※3
そういや、「なんだぁおめぇ」は(こっちのセリフだよ)って思って、その一瞬にりく姉を受け入れていた自分がいた(ような気がする)。
こんな変化球をずばっと決められるのは「才能」の要素も大きいんだろうなあ。
おそらく視聴者とキャラクターとの感情をリンクさせて心理的距離を縮めることで視聴者の作品世界への没入感を高めているのだろうな
とりあえずたつき監督が視聴者目線に立った作品作りが出来るクリエイターであることは間違いない
同人版をじっくり見てたから「わかば来た! これで勝つる!!」だったなぁ
以前別スレで書いた、「初見が最終回」だった者です。
ナンの知識のないままで最終回を見ると、感動シーンも伏線回収シーンもただボケェ~と見るしかなかったのは以前書いた通りだが(ちゃんと1話から順に話を追ってから12話を見たら、あの時の自分を殴っちゃろかと思いたくもなった・笑)、それ以外の「弊害」をいえば
・登場時のわかばに対して、ウザさを感じなかった
・わかばとワカバの違いがわからない(「いつわかばは白衣を着るんだろう」と思いながら回を追ってた)
くらいかな。
まぁゴール(わかば、好きだ)を知ってるので、りんちゃんのツンデレぶりは他の人より楽しめたかも知れないけどね。
心情とはちょっと違うけど、たつき監督は視点を意識して作るのがうまい。一瞬光るダイダイとかワカバの白衣とか視聴者にしか認識できない情報を入れてくる。けもフレの墜落した飛行機は特に印象的で、視覚的にはキャラクターの目にも入るけど、それがそこにあることの不穏さは視聴者だけに伝わるようにできているのがすごい。
なるほど、俺の初印象は、りつ姉よりだったか。
4話終わる頃にはそんなの関係なく好感度高くなって、7話8話と続けて限界突破していったが
旧作バッチリ予習済みだった俺は一番キャラ性の変化が少なかったわかばに共感してたわ
どことなく無機質だった旧りな
若干イタかった旧りつ
に対してなにこれなにこれー!なわかばは一貫してるから安心して見れた
雑談所のケムリクサ、福原Pアンチのアク禁お願いしますm(_ _)m
ひさびさにきたけど記事が・・・寂しい!
むしろ視聴者は、その時のワカバへの気持ちに応じて自分が感情移入する相手を選ぶ感じだったかも。
ま〜た、たつきの手の平の上か
心地良いんだよなあ
ワールドフラッグスって作品にたつき監督が関わっているというのは本当でしょうか?
けもフレ視聴後だったから、気弱さ、気遣い、機転が利くキャラ性がかばんちゃんを彷彿とさせて1話終了時点でも割と好感度高かったな
最初から好感持てた俺は誰とリンクしてたんだろう?
なるほど
※直球の下ネタは控えるようお願いします。